ビラを見てご連絡いただいたAさんです。

平成19年4月入居し、家賃は59000円だった。
平成19年某月、振込期日である28日が土曜だった。本来であれば、前日の27日(金)に振り込みしなければならなかったが、時間もなく入金が遅れ翌週の30日(月)に振り込みをした。

次月5日(水)
夜勤なので朝帰ってきて眠っていた。
すると昼ごろにいきなりドアを開ける音がして人が入ってきた。

「なにやってんですか」と聞くと「なんだ、いたんですか?」と逆に聞いてきた。
それがスマイルサービスの人間だった。

「家賃が遅れてますよ」と相手は言ってきたので、「払いましたよ」と言い返すと、「家賃の振り込みが遅れたので違約金を支払え」と言ってきた。
その際、「遅延金支払期限切れ ロック」という下の請求書を見せられた。
(画像をクリックすると大きくなります。)

 
今週中に支払えと言われたので、仕方なく7日(金)に再利用手数料の15750円と延滞損害金として賃料59000円の10%分である5900円、合計21650円を支払った。
振り込みをしてから踏み込まれるまでなんの連絡もなかった。
いきなり踏み込まれてショックだったので、その家に住むことはやめて今は別の場所に住んでいる。

この方の契約はこの契約書 ほぼ同じです。(PDFでみれます)

契約を確認すると「承諾書」の第1条として「毎月翌月利用料を28日、金融期間が休業日の場合は前営業日の金融機関営業時間内迄に支払うものとし、1日でも遅延した場合は、違約金として利用料の10%を支払うものとする。」とあります。さらに、第2条として「第1条の定めに違反した場合は会員資格喪失となり、会員資格復権とするには金15750円をお支払い頂きます。※違約金及び再利用料の支払期限は翌月5日とし、入金なき場合は会員資格喪失となり契約施設への入室を禁止する。」とあります。

スマイルサービスが翌月の5日に来たのも、この契約を根拠としていると考えられます。
実際に、支払い金額も家賃の10%と違約金15750円の合計であることにも合致します。

違約金も当該者の場合、結局、21650円も支払っているのであり、実質2日の滞納であるにも関わらず、家賃59000円の35%以上もの金額を請求されています。
すでに指摘済みですが、期日の指定がある支払の違約金は、消費者契約法9条2号により、年率14.6%を上限として定められています。これは、強行規定でたとえ契約していたとしても、それ以上は取ることができません。
なんで、このケースでスマイルサービスがとれる金額は、最大でも、59000×0.146/365×2=47.2円でしかないのです。実に450倍以上の金額を請求し、実際に支払わさせているわけです。

また、賃料の支払いが数日遅れたからといって、その損害を自分で取り返す請求のために実力行使して勝手に居住者の部屋に入ってくるなど、認められません。居室には当然、その人の占有権があるのであり、いくら家賃を滞納したからといって、貸主が居住者の承諾なく鍵を開けて入ってくるのは住居侵入の不法行為であると考えられます。

それから、このケースでは当該者が当時家にいたからまだよかったものの、もし、不在だった場合は、スマイルは鍵交換まで行っていたと考えられます。請求書にある「ロック」という言葉がそのことを示しています。鍵を変えて入れなくすることを内部の言葉でそのように言っているのでしょう。

なんせ、この書類は違法な違約金を実際に徴収していたというなによりの物的な証拠です。

 

.

広告
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。